皮ふは体の中でも最大の臓器
私たちの体はお肌つまり皮ふで覆われています。
皮ふは人間の体全体を包んでいる臓器なのです。
その皮ふにはどんな作用があるのでしょうか?
○保護作用(バリア機能)
外的環境(大気・排気ガス・紫外線・細菌・気候)
などから身体(肌)を守るバリアとしての機能。
○体温調整作用
恒常性維持機能(ホメオスタシス)のために働き
発汗などによって体温を一定に保つ作用があります。
また外部の温度を伝わりにくくします。
ホメオスタシスとは、自律神経・ホルモン・免疫の3つで成り立っています。
○吸収・浸透作用(経皮吸収機能)
必要なものを取りいれ、必要なところに送り届けます。
○分泌・排出作用
汗は皮脂を分泌してお肌を健やかに保ちます。
また汗ともに体内(肌)に蓄積した老廃物の排出サポートをします。
○浄化(中和)作用
理想的なpHバランスを保ち、細菌の感染や侵入を防ぎます。
○感覚作用
皮ふは、感覚器官のひとつです。
温、冷、触、圧、痛などを感じさせて脳に伝達するのです。
皮ふは、人間の体の表面を覆っています。
体内部の大切な器官や臓器を守って体温調節し
水分や体液などが失われないようにしています。
体を正常な状態に保つうえでもとても大切な働きをしているのですね。
そして、
『皮ふは最大の臓器』です。
大きさの個人差はありますが、脂肪をのぞくと厚さは平均2㎜ほど。
大人では皮ふ全体を1枚に広げると約1.6㎡の面積があります。これは畳一枚相当にあたります。
重さは体重の約16%を占めています。
50キロの大人で約8キロが皮ふの重さとなります。
意外に重いですよね?
皮ふは生涯に1枚しか与えられない全身の衣服といえます。
大事にお手入れをして大切に扱っていくことが何よりも大切なのですね。
この絵本面白いよ。エステでも役に立っています。
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